ホテル特化のIP-PBX「asagotta Phone」を提供開始
2026.09.30

モーニングコールや多言語音声ガイダンスなどホテル運用に必要な機能を標準搭載した自社開発のIP-PBX「asagotta Phone」の提供を開始しました。老朽化したPBXの更新を控えるホテル・旅館に対し、個別カスタマイズに頼らない標準構成で応えます。
開発の背景
客室数や運営形態を問わず、PBXの更新は多くのホテル・旅館にとって避けられない検討事項となっています。更新費用は設備の規模や仕様によって数百万円から数千万円規模に上ることもあり、その都度、一般的なクラウドPBXやオフィス向けの電話システムをホテル向けにカスタマイズして導入してきたケースも少なくありません。こうしたシステムは外線・内線通話など基本機能は充実している一方、モーニングコールや多言語音声ガイダンスといったホテル特有の運用は対応範囲外か、対応できても個別のオプション開発が必要になることが多いです。甲南キッチンには、電話の更新を検討する中で「基本機能だけでなくホテル運用の細部まで標準で対応できるシステムを探している」という相談が寄せられてきました。
弊社はすでにホテル向けの客室インフォメーションシステム「asagotta TV」「asagotta Bread」や、客室電話機ゼロ化ソリューション「asagotta call」など、ホテルIT全般の開発・導入を手がけてきた実績を持っています。その開発知見をもとに、電話交換機本体からホテル特有の運用機能までを自社で設計・開発することで、asagotta Phoneを追加のオプション費用に頼らない構成として仕上げました。
製品の特徴
■ホテル運用機能を標準搭載
モーニングコール(客室からのセルフ設定・フロント代行の両対応、設定/実施履歴の確認)、メッセージランプの点灯・消灯、DND(応答拒否)設定など、ホテル運用に直結する機能をオプション扱いにせず標準機能として提供します。
■クラウド・オンプレミスを要件に応じて選択可能
小規模施設向けのクラウド構成から、安定性を重視する大規模施設向けのオンプレミス構成まで、客室数・拠点数・運用体制に応じて設計します。スマートフォンやPCをそのまま内線端末として使うこともでき、フロントを離れていても取り逃しを防げます。
■多言語音声ガイダンス・充実した管理機能
日本語・英語・中国語・韓国語の音声ガイダンスに対応し、客室ごとの言語設定を記憶します。通話履歴や課金データの保存、Web管理画面での稼働状況確認、24時間の死活監視も標準機能として備えています。
オプションで広がる省力化機能
標準機能に加えて、以下のようなオプション機能もご用意しています。
■PMS連携
PMSと連携すれば、着信と同時にゲスト名や予約情報を画面表示できます(対応可否は連携先のPMS仕様によります)。
■AI電話応対
一次応対をAIが担うことで、フロントスタッフの電話対応の負担を軽減します。
■通話録音・外部通訳センターとの三者通話接続 など
このほかにも、ホテルごとの運用フローに合わせた個別開発を、自社開発だからこそ柔軟に承ります。

従来の電話システムとの違い
| 一般的な電話システム | asagotta Phone | |
|---|---|---|
| モーニングコール・ 多言語音声ガイダンス |
オプション対応や個別開発が必要になりがち | 標準機能として搭載 |
| PMS連携 | 対応可否は個別交渉。実現できないケースもある | 自社開発のため、連携先の仕様に合わせた開発まで対応可能 |
| 導入構成 | クラウド/オンプレミスのどちらかに限定されることが多い | クラウド・オンプレミスを要件に応じて選択可能 |
| 電話以外のIT相談 | 案件ごとに別の会社へ発注が必要 | ホテルインフォメーションや混雑状況発信に加え、Wi-Fiの設定やネットワーク構築も一社で対応可能。一貫した設計による、無駄のない快適なシステム構築を実現 |
こんなホテルにおすすめです
- PBXの老朽化に伴い、更新時期を控えている
- ホテル・旅館電話まわりに限らず、客室TVやインフォメーションなどホテルのIT全般を一社に相談したい施設
- 民泊・無人運営の宿泊施設から複数拠点のチェーンホテルまで、規模を問わず導入を検討したい施設
料金・プラン
料金プランは客室数・拠点数、クラウド/オンプレミスいずれの構成かによって異なるため、まずはお問い合わせください。客室数や拠点数、現在の運用体制をうかがった上で、最適な構成とお見積りをご案内します。